何度も工事をしているお客さんより、台風で屋根がないんです と電話をいただきました。 左の写真(平成16年9月)がそうです スレート波板の半分が飛んでいっており写真をクリックすると 分かりますがスレート波板をささえている母屋ごと抜けており かなりの強風だったようです まず母屋を一本づつ元のホゾ穴に収めます 釘を使っていないはめ込みなのでセットウで叩き込みます 屋根という高い場所なので落ち着いてゆっくりと作業をします 特に足元が逃げないようにはしご等はしっかりと固定、一つづ つ確実に作業していきます 他の個所も少し浮いているのでやはり叩き込んでおきます 念の為カスガイにて補強しておきました

 しかし、ここで予期せぬ問題が発生  交換するスレート波板がいつ入荷するか分からないとの事  工場の変更と注文殺到の為だと説明がありました  雨が入らないようにブルーシートをかけてしばらく様子を見  るという事にしました。しかし待てど待てどなかなか入荷し  ないばかりか、予定さえも分からないらしいんです  ボヤーとしているうちに又々台風がきてしまいましたしかも  前回と同じぐらいの強烈なやつでブルーシートが全部はずれ  てシャッターまで壊れてしまいました 仕方がなくブルーシートとシャッターの応急処置です  しばらくすると又台風が来たんです。結局12月まで待って  はみましたが、まだ入荷の予定さえも立っていないらしく代  わりに「ライトルーフ」で行う事にしました  もうすぐ雪が降り出すと困るという理由もあるのです  「ライトルーフ」はスレート波板より軽くて短いため  タルキで下地を作りました(幅1m 長さ2m)


タルキは縦方向に幅60センチ間隔で均等に固定します 釘で打ち込むよりもインパクトドライバーでねじ込んだほうが簡 単で丈夫だと思います。そして縦方向のタルキに対して横方向に もタルキを固定します   (ライトルーフを固定する為) 一段目と二段目のライトルーフが重なる所にタルキを固定します それから縦の長さが2メートルなので間に2本のタルキを等間隔 に固定します 屋根という高い場所なので作業するにあたっては足元をガッチリ と確保するように常に意識して絶対にあせらないようにします 実際に作業してみると分かりますが、たいがい欲しい道具や材料 が手もとになくて遠くにある為、それを取りに行く為同じ動作を 繰り返しており、足元が不安定な為ついつい面倒になるものです でも落ち着いて作業を進めましょう

 前から順番に張っていきます  まず建物を正面から見て左手前の角を決めますが樋に雨水  がうまく落ちるよう軒先を調整して釘を1 本仮打ちします  出ている軒先の寸法を測り反対側にも同じ寸法の所に釘を  打ち水糸をピーンと張ります  (軒先をそろえる為)   はじめに仮打ちしたライトルーフがねじれていたら水糸  に合わせてから残りの釘を打ちます  あとは順番に水糸に合わせながら張っていけばいいんです  が、その前にケラバ(横側)の出具合いにも注意します  ねじれていると見た目が悪いので時々遠くから眺めるなど  して完成図をイメージして一枚めをかなり慎重に決めます  軒先が済んだら上の段にいきます。4枚重なる個所が出て  くるので1 段目でかぶさっている側の角と2段目の対角方  向の重なる角を出来るだけ合うよう斜めに切り落とします  ライトルーフは非常に軽く専用の釘も揃っているので作業  はしやすいです